愛知県豊田市の結婚式場
アージェントパルムのスタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。
いつもご覧頂きありがとうございます。
本日のブログはAJ安藤が担当いたします。
暑い、暑い、と言いながらも、気付けばもう9月。
空には秋らしい雲が広がるようになってきましたね。
9月は私にとって楽しみなイベントがいっぱいの、スペシャルな1ヶ月です。
そのイベントの中でも、今回は父に関する話をさせて下さい。
私は、今年83歳を迎えた父の事が大好きです。
ファザコンという言葉は私の為にあると思っています笑
子どもの頃は、忙しくてあまり家にいない父でしたが、
夏休みは必ず休みを取って旅行に連れて行ってくれましたし、
仕事の合間を縫って授業参観に来てくれてました。
(当時は、子育ては女性の仕事という時代でしたので、父親が授業参観に来るのは珍しい事でした)
私が高熱で寝込んでいる時は、夜遅くに帰宅した父が私のおでこに手を当て、心配そうに見つめていた姿を覚えています。
思春期に悩んでいた時は、父が『元気ないけど何かあったの?』と、優しい声で聞いてくれました。
穏やかで、とてつもなく明るくて、真面目で、思いやりがあって、堅実で、心配性で、女性に目がない父が大好きです笑
そんな大好きな父が田んぼで育てたお米が、9月に収穫の時期を迎えます。
父の作ったお米はとても美味しく、特に新米は感動すら覚えます。
スーパーでも新米は買えますが、父のお米は格別なのです。
9月に入ると、父の新米が食べられるのが楽しみで、今か、今かとソワソワします。
平日は仕事、休日は代々受け継いだ田んぼで米作り。
米作りは相当な体力が必要ですから、仕事を持ちながらの農作業は大変だったと思います。
特に、高齢になってからの農作業は体にこたえたはずですが、
愛情深い父は私たち家族の為、米作りを続けてくれました。
(撮影した日はくもり空でしたが、晴れた日は田んぼが黄金色に輝きます)
そんな父の幼い頃は、戦時中で日本が食糧不足であえいでおり、
お腹いっぱいにご飯を食べられない子どもたちも多かったのでしょうが、
〝農家の為か、親心か、母(私の祖母)がお弁当に銀シャリ(白米)を入れてくれた〟
という思い出を、父が卒業文集に書いたのを読んだ事があります。
父にもお米という愛情の思い出があるが故、私たち家族の為に大変な米作りを続けてくれたのだと思います。
(幼い頃の息子たち。じいちゃんの田植えを手伝いました。かわいい♡)
父が作ったお米は、土鍋で炊くとさらに美味しくなります。
わざわざ土鍋を使ってでも炊きたくなる父のお米。
大好きな父の愛情を感じる、秋のはじめのビッグイベントです。
(土鍋の大きさや、お米の量で炊き加減が変わってきますが、コツをつかめば簡単に美味しく出来上がります)
アージェントパルムで結婚式を挙げられるおふたりにも、
お米の愛情を披露して下さる方がいらっしゃいます。
おじいさま、おばあさまが愛情を込めて作られたお米を、シェフが大切に炊き上げて
披露宴の席でお客様に召し上がっていただきました。
おじいさま、おばあさまにとっても、
新郎新婦のおふたりにとっても、忘れられない思い出になりますね。
私たちスタッフも、このような素敵なシーンに立ち会う事ができて幸せです。
今回はお米の話をさせていただきましたが、食材に関わらず、
ご家族との大切な思い出を、披露宴のお料理のメニューに取り入れたい!
という希望がありましたら、ぜひ、アージェントパルムのプランナーにご相談下さい。
おふたりの温かい思い出が、さらに素敵なものになるよう、ぜひお手伝いさせて下さい。
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