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花を活かした演出

7月も後半に入りましたが、毎日すっきりしない天気が続きますね。
昨年の7月が猛暑だったのとは反対に、今年は冷夏ともいわれ日照時間の減少も問題になっていますね。
やはり夏は多少の暑さも必要ですね。

今回は花を活かした演出をご紹介します。

まずは、ダズンローズ。
ダズンローズとは最近の結婚式で増えつつある、12本のバラを贈る演出方法のことです。
花嫁に贈られる12本のバラには、ひとつひとつ違った意味があります。
「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味が込められているのです。

ダズンローズは「これらの全てをまとめて恋人に誓います」という意味を持つ、素敵な演出方法となっているのです。
挙式の入場時に新郎がゲストから集めていくこともあれば、挙式の中でゲストからおふたりに持ってきてもらうこともできます。
一人ひとりに意味を付けて紹介することで、ゲストの皆様にも想いが伝わる時間になります。

続いては、ブーケ・ブートニアの儀式。
こちらは、中世ヨーロッパから伝わる、ある言い伝えに由来していますがご存知でしょうか。

ある青年が、愛する人にプロポーズすることを決心しました。
そのプロポーズの際に、青年は花を集めて1つの花束にします。
花の集め方には諸説ありますが、村で結婚の許しを得るために村人の一人一人から集めた説や、愛する彼女の家までの道中、一本一本摘んだ説が有力のようです。
いずれの説も、愛する人に思いを伝えるため、青年が努力を重ねてブーケを作ったと伝えています。
青年は恋人のもとへたどり着き、花束を渡して結婚を申し出ます。
そして彼女はその花束のうちから1本を抜き取り、青年の襟元に挿してこのように答えました。
「よろしくお願いします。2人で一緒に幸せになりましょう」

プランナー1年目の時に、初めてこのエピソードを聞いた時にとても素敵だと思いました。
ロマンティックな演出が好みの方におススメです。

この2つが代表的な花を使った演出ですが、その他にも様々な演出がございます。

リメイク入場でテーブル装花に1輪ずつ花を増やしていく演出。
こちらも、テーブル毎にメッセージを付けて贈ることでゲストへの想いを伝える事が出来ます。

ゲスト全員でリースブーケを作る。
結婚式の思い出に、おふたりとゲストで一生の宝物になるものを作るという演出。
一体感を生むこともできます。

このように、花は結婚式には欠かすことのできないアイテムです。
会場を華やかに魅せるだけではなく、ゲストとも一体感を感じる演出に繋げることもできます。

アージェントパルムでは専属のフローリストがついていますので、どんなご相談でも気軽に教えてください。
フラワーコーディネート:プーコニュ
季節に合わせたり、好みに合わせてのご提案を致します。

本日は東がお送りしました。

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