結婚式の準備が始まり、まず一番初めに取り掛かること、それは衣裳選びです!
ウェディングドレスもいいけれど、和装も捨てがたい、、、
本日は和装の中でも最も格式の高い正礼装である、
白無垢についてご紹介させていただきます!
汚れのない純真な色である白一色の和装、白無垢。
平安時代に婚礼の時に着用した白打掛が起源となっていますが、婚礼の衣装やルールが決められたのは室町時代で、
それが今日まで長い間に渡って受け継がれてきたと言われています。
白は「太陽の光の色」とされ、神聖な色と考えられてきました。
白には元来「清らかな身と気持ちで式を迎え、嫁いだ先の色に染まる」という意味も込められています!
ここからは、白無垢を選ぶポイントをお伝えします♪
白無垢を選ぶポイントは「生地」「柄」「ふき」の3つ!
生地について大きく区分すると、「正絹(しょうけん)」「化繊(かせん)」で印象が変わります。
正絹は、天然シルク100%の生地で、色合いはアイボリーのような白(生成色)。
上品な光沢と、着心地の良いしなやかな柔らかさが 特徴です!
真っ白な色が特徴的な化繊の白無垢。
化繊は正絹に比べて少し生地が固めですが、正絹と比べてお値段がリーズナブルなところも人気の理由です!
続いては、2つ目のポイント、「柄」についてです!
着物に描かれた柄にはそれぞれ意味が込められています。
白無垢の柄に好んで使われる縁起が良いとされるものをいくつかご紹介します^^
・鶴
日本で、鶴は長寿の象徴とも呼ばれていて縁起の良い生き物といわれています。
また、鶴は夫婦の仲が良く一生を共に過ごすともいわれているので、結婚式のお衣裳にはふさわしい柄です。
・鳳凰
鳳凰は中国古来の伝説の生物のことで、平和の象徴といわれている生き物です。
日本においても広く好まれ、今でも縁起の良い象徴とされています。
・菊
菊はその昔、漢方薬として使われていたことから、不老不死や無病息災などの縁起の良い意味が込められています!
ラストは3つ目のポイント、「ふき」についてです!
白無垢の下に着ている裏地の部分が表に見えている部分のことを「ふき」といいます。
多くの白無垢はふき部分も白色ですが、中にはふき部分だけが赤い色の白無垢もあります。
これを、「赤ふき」と呼びます。
紅白のコントラストは縁起が良いだけでなく、顔映りを よくする効果もあります!
この白無垢に使われる赤には意味があり、魔除けのためだという説が最も広く知られています。
赤色(朱色)は魔力に打ち勝ち、災いを防ぐ意味があると言われているそうです!
一つ一つの意味を知ると、また少し違った角度から和装を楽しむことができます!
少しでも興味をお持ちの方はぜひ一度、「翔風館」へ足を運んでみてください^^
ブラスが運営している和装セレクトショップです!
白無垢、色打掛、紋付、引振袖、ゲスト用の留袖なども
取り揃えております。
奥深い、和装。
これからもどんどんブログにて発信していこうと
思いますので、お楽しみに♪
【矢野】
愛知県豊田市の結婚式場・ゲストハウス
アージェントパルム