アージェントパルムのブログをご覧の皆様こんにちは!
本日は厨房の木曽谷が担当致します。
いつの間にか東海地方も梅雨が明け
いよいよ夏本番!!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
ギラギラ照り付ける太陽を想像しただけで
身体がおかしくなりそうですが
私は夏しか味わえないたくさんのレジャーを
今から心待ちにしています!!
さて、本日のブログでは
厨房で毎週行う仕込みを少しだけ紹介したいと思います。
週末の結婚式の料理は
約一週間かけて1から仕込みを行います。
常に新鮮なものを召し上がって頂くため
毎週使い切れる量を作り、溜め込んで作ることは決してありません。
また毎週届く野菜も傷んだものがないか
1つ1つチェックを行い
多少の痛みなら、1つぐらいだったら
という妥協は決して許されません。
何百人前という人数の仕込みを行うわけですが
お客様にとっては目の前に出された
その一皿がすべてだと言うことを決して
わすれてはいけないのです。
また、たくさんの食材を扱う中で
調理の仕方や味付けもそれぞれで、その素材の良さを引き出せる様な方法をとっています。
蒸す、焼く、揚げるなどを単に施すのではなく
上限温度に注意し、よりふっくら柔らかく仕上げたり
色良く美味しそうに焼き上げたり、カリッと食感良く揚げたりなど、当たり前の事かも知れませんが
当日、お客様が口に運んで頂いた時の事をイメージしながら作ります。
味付けも
コース料理全体のバランスを考えた上で
決められており、季節の食材をアクセントに加えたり
最後まで美味しく召し上がって頂けるよう考えられているのです。
ちなみにこの写真に写っている
ボールの中の大量のトマトは
このあと少量の蜂蜜と一緒に煮込み
ミキサーにかけ
最後に漉して繊維や小さな種を取り除き
滑らかなムースのベースになります。
トマト本来の甘みとフレッシュな酸味を
感じて頂けるよう味付けはシンプンに塩のみです。
トマトひとつとっても様々な工程を経て
最良の方法をとり
味や形に変化を加えてお客様の前に登場致します。
とても奥が深いコース料理。
単に美味しいと感じて頂くだけでなく
その一皿、その一品の成り方を想像しながら
料理を楽しんで頂けたら作り手としても
この上ない幸せです。
以上、厨房の様子を少しだけ紹介させて頂きました。
愛知県豊田市の結婚式場・ゲストハウス
アージェントパルム