みなさんこんにちは!
アージェントパルムの藤井です。
少しずつ冬の匂いがする今日この頃。
この秋のシーズンもたくさんの結婚式を一緒に創ることができ、
私たちスタッフも嬉しく思っております。
結婚式は「担当」プランナーとしてみえる景色と
サポートスタッフ(サブプランナー)としてみえる景色は少し違います。
「担当」は、新郎新婦の一番近くにいる存在。
どちらかというと、新郎新婦目線での景色。
サブプランナーは、ゲストや親族、家族のサポートを中心に行うので
どちらかというと、ゲスト目線での景色。
私はサブプランナーをやる時の好きなシーンの1つに、
挙式での「扉係」があります。
親御様と扉の前に立つ新郎新婦。
少し緊張する中、歩き方や手の取り方を確認し合い、
「緊張するね」「大丈夫大丈夫!」「よろしくね、お父さん」
そんな親子だけの会話は、なんだかあたたかい気持ちになります。
そんな空気を壊さぬよう、良い緊張感も持ちながら、
優しく、大切に、その扉を開けるのです。
そして、扉が開き一歩入ったところで、
‘子育て卒業’’花嫁・花婿支度’の意味を込めて
ベールダウンの儀式や新郎へグローブをお渡しする儀式があります。
その時の親御様の表情は、
本当に優しく、愛に満ち溢れていて
ベールをおろすその手や、背中を押すその手に
とても愛情を感じるのです。
「幸せにね」
言葉がなくとも伝わるその仕草。
一番近くで目の前にできる「扉係」。
何年たっても、素敵だなぁと思える瞬間のひとつ。
「どうかお幸せに」
そんな私からの心ばかりの気持ちものせて、
ひとつひとつの結婚式で、
優しく、大切に扉を開けていきます。