豊田市の結婚式場 アージェントパルムの
スタッフブログをご覧の皆様こんにちは。藤井です。
結婚式で「何かゲストにサプライズしたい」
そんな相談を受けることがあります。
このサプライズ、やり方は大きく分けて2つ。
1つは、新郎新婦おふたり自身が何か演出させてサプライズをする。
(例えば、ダンスしながら登場したり、ライブのような演出で花火を上げる!など)
そしてもう1つは、ゲスト個人個人にサプライズをする。
今日は、後者の個人に向けたサプライズの仕方を実例をもとに紹介します。
私たちプランナーは、おふたりらしい結婚式を創っていくために、
おふたり自身のことをたくさんお伺いしていきます。
そして、もうひとつお伺いすることは、ゲストのこと。
どんな関係でどんなお人柄でどんな思い出があるのか。
ここに、サプライズの大きなヒントが隠されているのです。
【記念日のゲストへ(誕生日や結婚記念日など)】
大々的にお祝いするのもいいけれど、それが恥ずかしいという方には、
デザートをお出しする際に「HAPPYBIRTHDAY」「Congratulations!」
と書いたクッキーを添えてあげる。
これだけでも、他のゲストよりも特別感が出ますね!
【遠方からお越しいただいたゲストへ】
おふたり共に国内旅行が大好き。ウェディングケーキは日本地図をモチーフに。
ゲストの中での一番の遠方は九州からお越しいただいた友人。
サーブする際には‘九州型’のケーキに「遠くからありがとう」の文字を添えて。
【よく食べるゲストへ】
新郎さんは元アメフト選手。・・・ということは、新郎友人のテーブルは、
体も大きくとにかくよく食べる!!その選手間でお馴染みの食べ物は‘唐揚げ’でした。。。
ということで、そのテーブルには、唐揚げを大皿に載せてご提供。
なんなら、テーブル装花もそこには無く、代わりに’唐揚げの大皿盛り‘(笑)
「俺らの席だけ~!?」と驚きながらも大笑いして、
嬉しそうに唐揚げを食べていたのが印象的!!
【キューピッドの方へ】
恥ずかしがり屋だから前に出るのは…でも何か分かるように感謝を伝えたい。
キューピッドのお席にだけ置いておいたのは淡い色のダリア。
ダリアの花言葉には’感謝‘という意味があります。
他のゲストよりも少しだけ華やかになるよう、リストブーケとして
つけていただきました。
【アイドルが好きな友人へ】
アイドル(ジャ〇―ズ)が大好きな新婦さん。アイドル友達もご列席。
テーブルコーディネートの1つであるナフキン。全テーブル統一の色にする中で、
そのテーブルだけ、それぞれ友人の’推し‘の色のナフキンを。
着席するなり、すぐに気づいてとっても喜んでいました。さすがアイドルファンです!
こんな感じで、例を挙げたらきりがないのですが、、、
ちなみに、私が列席ゲストとして受けたサプライズを2つ紹介!
もしかしたら皆さんのゲストにも何かしら生かせるかも??
1つは姉の結婚式にて。
【ケーキ入刀のアテンド】
それは、ケーキ入刀のシーン。もちろん家族として楽しんで、
カメラを構えていたその時、、、司会のアナウンスが。
「担当プランナーが倒れてしまいました!」(←担当の同期プランナー迫真の演技(笑)
「どなたかここに、ウェディングプランナーはいらっしゃいませんか~?」
…完全にやられました。振袖姿でケーキのナイフを持ってアテンド。
嬉しさと恥ずかしさと、なぜか泣けてくる、よく分からない感情でしたが、
やっぱり嬉しくて楽しかったなと今でも思います。
仕事に誇りを持っている私にくれた、姉からの特別な贈り物です。
2つ目は後輩の結婚式にて。
【巨大な‘たいやき’が目の前に】
テーブルフォトがいよいよ私たちのテーブルに来たな、とその時。
目の前に現れた巨大な‘たいやき’!!
特に大好物というわけでもありません。なぜ?って思いますよね。
でも一瞬で分かった私は大爆笑と、やっぱり嬉しくて泣く。。。
このたいやきには、本当にくだらないエピソードしかなく、
その結婚式の準備期間に後輩と冗談を言っていた中から生まれたもの。
その冗談が現実に…笑!
でも、たいやき自体が嬉しいというより、こういう小ネタ系が好きな私を
笑わせるために考えて用意してくれたその気持ちがとっても嬉しかったのです。
サプライズを考えるときには、そのゲストのこと、たくさん聞かせてください。
驚いて喜んでいただけるポイントは、その背景にあるエピソードやその人の人柄に
よって全く異なってきます。
どんな小さな(orくだらない)エピソードも形にできるかもしれません。
なんでも相談してくださいね!