アージェントパルムのブログをご覧の皆様こんにちは。
最近は家でご飯を作る機会が増え、凝り性な性格も相まって
フードプロセッサーや低温調理機
極細千切りスライサーなど
調理グッズ集めにハマっている
厨房の木曽谷が本日のブログを担当します。
さて、タイトルにもありますように
私ごとですが、『自家製梅酒』を約一年前に作りまして
今がちょうど飲み頃の時期になっております。
通常、漬けて半年から一年経過すると飲み頃とされる梅酒。
仕込んだ当初は、一年しっかり寝かせて
梅のエキスをよ~く抽出させてから
飲もうと目論んでおりましたが
せっかちな私は待てる訳がなく、、、
三ヶ月位でつまみ食いならぬ、つまみ飲みで
一杯だけ味を確かめてみると、、、
当然のごとく、全然味がのってない!!
やはり美味しい梅酒ができるまでには
長い月日が必要だと思い知らされるのでした。
梅酒で使う砂糖も
ご家庭で一般的に使われる
上白糖やグラニュー糖ではなく
大きな塊の氷砂糖を入れるのもその為。
氷砂糖がゆっくりゆっくり溶けることにより
『浸透圧』といって
濃度の違う二つの溶液間で圧力差が生じ
梅の風味や甘味を時間をかけて抽出し
香り豊かで芳醇な梅酒が出来るわけです。
ちなみに
漬物も同じ原理で作られているんですよ!!
このように
『美味しい秘訣』
を知ることにより
煩わしく感じてしまう
毎日の料理の時間が
少しでも楽しくなりますように。
また、長期に渡るステイホーム期間を
少しでも有意義に過ごして頂きたいと願って
本日のブログを書かせて頂きました。
それではまた
『料理の豆知識』などを
このブログを通して発信していきますので
お楽しみ下さいね!
厨房の木曽谷がお送りしました。