皆さんこんにちは。
アージェントパルムキッチンの金子です。
梅雨かと思えばもう台風が来るみたいですが。。。
なんだか季節や気候が毎年安定しないですね。
西日本では水不足の地域もあるので
恵みの雨になればよいのですが、
皆様大雨や強風に気を付けてくださいね。
そんな気候の安定しない中、我々キッチンスタッフは
もう秋メニューに手を付け始めています。
もう秋かよっ、と思われる方も多いと存じますが、
アージェントパルムでの秋メニュー対象の試食会が
7月下旬にあるのでそろそろ始めていかないと
良いものが出せないのです。
構想は5月くらいから練り始めるのですが、
先日試作をつくりましたので一部紹介したいとおもいます。
この料理は主にビーツとカモ肉の松風がこだわりポイント
ですので、そこについてお話したいと思います。
お皿の中心あたりがカモ松風、丸いスライスで
赤や黄色いもの、濃いピンクのドットのソースがビーツです
まずビーツですがそんなになじみのない食材ですので
説明しますと、サトウダイコンの仲間でショ糖を多く含み
独特の甘みがあります。
原産地はアメリカ北部や地中海沿岸となっており、
日本では江戸時代初期には文献に記述があるようです。
ちなみに当時は燃えるような赤色から火焔菜と
名づけられていたようです。
現在は世界中の幅広い地域で栽培されており、日本でも
長野県や北海道を中心に栽培されております。
露地物の本来の旬が6-7月と10-12月と年2回あり
秋が旬ですので今回の秋メニューでつかいました!
ビーツは見た目が鮮やかなだけでなく栄養が豊富で、
ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや
造血作用のある葉酸、抗酸化作用のあるポリフェノール
等も含まれているようです。
そんなビーツをスライスのサラダやクリームチーズとソースに
してそえました!野菜本来の自然な甘みを感じて頂きたいです!
次に鴨松風ですが、松風は鳥でつくることが多くおせち料理にも
入れるおめでたい料理になってます。
これは松が常緑樹で1年中青々とした緑を保つことから、
健康や長寿の象徴となっているからのようですよ!
実際にどのような料理かといいますと、
鶏のミンチにしょうゆや味噌、みりん等調味料と
玉子を混ぜて型に流し、その上にケシの実やゴマを
パラパラとかけて焼いた料理です。
そのままだと和食になってしまいますので、今回は
生クリームで伸ばした鶏のムースに調味料を混ぜ、
鴨のミンチを加えテリーヌ用の型に流して焼き上げております。
とてもしっとりとして美味しいですよ!!
まだまだ試作の段階ですので盛り付けや味ももっともっと
良くしていきたいです!
秋メニューを披露宴で召し上がって頂くのは9月からですが
いまからしっかりと準備しております。
そんなこだわり料理のご試食付き見学会も行っております。
この土日も予約がまだまだ空いておりますので、
是非お気軽にご連絡くださいね!
本日のブログは金子がお伝えしました。